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永代供養に関するトラブルと回避するために気をつけるべきポイント

永代供養墓の需要が右肩上がりで伸びています。TVや新聞、雑誌などのメディアに取り上げられることも増え、認知度も高まっています。しかしニーズの増加に比例してトラブルの件数も増えています。永代供養墓にはどんなトラブルが想定されるかを知っておくだけで、未然に回避できる可能性が高まります。

これから永代供養墓を検討している、興味があるあなたに向けて書きましたので是非お読みください

高額の離檀料を請求された

お寺のお墓から永代供養墓に引越し(改葬)する際に起こるトラブルです。

お寺にとって檀家が減るということは経営悪化に直結するため、それをさせない為にお寺が法外な離檀料を請求してくるケースがあります。基本的に離檀料には明確な金額が設定されているわけではなく、お寺が自由に決めることができます。
離檀料はあくまで「いままでお世話になりました」というお礼の意味を込めてお支払いするものですから、常識的に考えて払えない金額を支払う必要はありません。

通常は3〜5万円、また法要○回分といった金額が一般的なようです。
法外な値段を請求されたら「これで精一杯です」とこちらの支払える常識的な金額を提示し、納得してもらうようにお寺と話し合う必要があります。

墓じまいの料金が高い

今あるお墓を永代供養墓に移動させるには「墓じまい(改葬)」というステップを踏まなければなりません。

墓じまいは墓石などを販売する石材店がおこなうのが一般的です。相場などが分かりにくいため、適切な金額を把握するのが大変。また、トラックやショベルカーなどの重機が入れない場所に建っているお墓の場合は墓じまいの金額も高くなる傾向に。

この場合は複数の業者に見積りを取ることで相場を知ることができます。

また信頼できる業者であるかも重要。あってはならない事ですが、墓じまいの際に取り出した遺骨や骨壷をマンションのゴミ捨て場に不法投棄していたというニュースもありました。
https://www.sankei.com/affairs/news/180719/afr1807190011-n1.html

こうした悪質な業者はごく一部とはいえ、大切な家族の遺骨をこのように扱われてはたまりません。
歴史のある石材店、経験豊富な専門業者にお願いするのが安心です。

親族の了承をとらないままお墓を移してしまった

意外と多いのが親族間のトラブルです。特に遠い親戚など普段ほとんど付き合いのない親族への相談は必須。ある日突然お墓が亡くなっていたら誰だって良い気はしませんよね?たとえ年に1回しか会わない遠い親戚であっても、必ず了承を取り付けることが重要です。

一度墓じまいをすると元に戻せなくなります。念には念を入れて親戚、故人とお付き合いのあった方々やお墓参りに来てくれている故人の友人など、思いつく限りの方達に、報告・連絡・相談を確実におこなうべきでしょう。

お墓の宗派に改宗する必要があった

永代供養墓で「宗旨・宗派不問」と謳われている霊園は数多くあります。そのほとんどは実際に仏教以外の宗教を信仰していても入れるお墓ですが、お寺が管理している永代供養墓では入る際には宗旨・宗派は不問でも、入る際にそのお寺の宗教・宗派への改宗を義務付けている場合があります。

そうしたお墓ではお寺のルールに則って法要などが執り行われるため当然とも言えますが、こうしたトラブルを避ける為に、必ず契約前に確認しておきましょう。

一定期間後に合祀されるものと知らずに契約してしまった

永代供養墓という名前や、従来のお墓のイメージから、永代供養墓ではずっとその場所で遺骨を管理するものというイメージを抱いている方も多いかと思います。これは半分正解で半分間違いです。

基本的には一定期間(33年や50年)経過後に合祀墓に移される場合がほとんどと考えて良いでしょう。

合祀墓とは、他の遺骨とまとめて同じ場所に埋蔵されることを言います。永い年月が経過すると次第に故人を知る人やお墓参りに来る人も減少していきますし、仏教では三十三回忌や五十回忌を【弔い上げ】と呼び、それ以降の年忌法要はおこなわないため、永代供養墓でもそれにならって個別のお墓から合祀のお墓へと移されるのが一般的です。

このことも事前に確認しておかなければ「そんなの知らなかった!」というトラブルの元になり兼ねませんので注意してください。

原則遺骨の返還はできない

多くの永代供養墓では遺骨の返還は原則できません。特に合祀墓や樹木層などの、他の遺骨を同じ場所に埋蔵されてしまうと、遺骨の判別が不可能となるため別の場所に遺骨を移したりすることはできません。こうした条件は霊園によって様々ですから、現地の担当者に事前に確認しておくことが大切です。

遺骨を分骨して一部を永代供養に、一部を手元供養としてアクセサリや、小型の骨壺にいれ自宅で供養する人も居ます。

金額が思っていたものと違った

永代供養墓のメリットは一度契約してしまえばその後の管理費は不要である点です。しかし一部の永代供養墓では年間の管理費用がかかったり、寺院墓地の永代供養スペースに入る場合は檀家になることが条件となって檀家料が発生したりといったことも起こります。

ほとんどのトラブルは事前に確認しておくことで未然に防ぐことができますので、現場担当者にしっかりと確認をしてください。特にお金がらみのトラブルはつきものです。慎重すぎるくらいでちょうど良いと思います。

チェックリストがあると便利

トラブルを未然に防ぐ為にはある程度の知識をつけておくことが大切。このサイトでは永代供養に関する情報を分かりやすく紹介していますので、ぜひご参考にしてください。

また、霊園は契約前に見学することが可能。当サイトでは見学の際に役立つチェックリストを配布していますので、プリントアウトして是非ご活用ください。
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※PDFファイル(別ウインドウが開きます)

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実際に見学に行き現地の担当者に聞くのが一番確実なのは間違いありません。契約前に疑問を解消しておくことでトラブルを無くすことができるでしょう。

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