独身で兄弟や親戚も居ない方にとって「先祖のお墓をどうするか」という悩みは大きなものです。今はご両親が健在でもいずれなくなってお墓に入ればその管理はあなた一人で行わなければなりません。
ではあなた自身が亡くなった後、そのお墓はどうなってしまうのでしょうか。
「国立社会保障・人口問題研究所」の「人口統計資料集2018」によれば、50歳時に未婚の割合を示す「生涯未婚率」は、男性23.4%、女性14.1%。この割合は年々上昇傾向にあり、生涯独身の方は珍しくありません。
結婚したくても相手がいない、自由に生きたいなど、未婚の理由は様々ですが、先祖や自分のお墓をこの先どうするのかについて考えている方はそれほど多くないのではないでしょうか。
編集部
- 将来的に先祖のお墓を守れなくなる時が来たらどうすればいい?
自分が亡くなった後のお墓はどうすればいいの?
そんな悩みにお答えします。
目次
生涯独身の場合、先祖のお墓を管理をどうするべき?
一般的なお墓は「家墓」と呼ばれ、文字通り家族単位で入ることが普通です。そしてそのお墓を代々守っていくのが墓守(はかもり)の存在。一家の長男が継ぎ、その子、さらには孫へと受け継がれるのが一般的となっています。
長男、一人っ子の方であれば自分の両親がなくなり、お墓に入ればそのお墓を守っていく必要があります。しかしあなた自身に子どもがいなければあなたの代で家系は途絶えてしまい、お墓を守れなくなります。
墓守のいなくなったお墓は「無縁墓」と呼ばれ、お墓参りに来る人もおらず、雑草が生えて荒れてしまったりと良いことではありません。近年では少子化に加えて生涯未婚率の上昇、核家族化などが進んだことで無縁墓が増加し社会問題にもなっています。
もしこの先も結婚したり子どもを持つ予定がないのであれば、先祖代々のお墓、そして、自分が入るお墓をどうするべきなのでしょうか。
編集部
独身者のお墓の管理方法その①:菩提寺の納骨堂に遺骨を収める
1つ目の方法は現在お墓がある菩提寺の納骨堂に遺骨を納める方法です。お寺の中に「納骨堂」や他の遺骨とまとめて埋蔵する「合祀墓」があればそちらに遺骨を移すのが最もスムーズです。
その場合は永代の管理料を先払いしてお寺に支払うというのが一般的。しかしこの場合、お墓にそうした設備が整っていることが条件となります。
設備がなければ新たに遺骨を収める場所をお寺に紹介してもらうか、自分で探す必要があります
独身者のお墓の管理方法その②:新たに契約した永代供養墓に収める
2つ目は新たに永代供養墓をご自身で探すという方法です。
例えば実家から離れて暮らしている場合はお墓参りに行くのも時間と労力がかかります。実家も住む人が亡くなり家や土地を売却したとしてもお墓は残ります。こうなると実家も無い場所にお墓参りする為だけに帰らなければなりません。
あなた自身が高齢になった際にはもっと難しくなるでしょう。
このような理由から自分の住まいの近くの永代供養墓に遺骨を引っ越してくるケースも増えています。
永代供養墓には他にも
- 管理費がかからない
- 価格が手頃
- 霊園が永代にわたって管理してくれる
などのメリットもあります。菩提寺に納骨堂がない、お墓そのものが遠方にありお墓参りが大変といった方には自分の住んでいる近くに永代供養墓を探すという選択がおすすめです。
◎永代供養墓について詳しくはこちらの記事にまとめましたので御覧ください
どちらも「墓じまいが」必要
独身者の為のお墓の管理方法を2つ紹介しましたが、そのどちらも「墓じまい」が必要です。
墓じまいとは「改葬(かいそう)」と呼ばれるお墓のお引越しのこと。今あるお墓から遺骨を取り出し、墓石を撤去して、新しい場所に遺骨を移す一連の作業の総称です。
地元の石材店等が請け負うことが一般的ですが、遠方に住んでいる場合には全国対応してくれる専門業者に委託するのも一つの手です。
ミキワ産業が運営する「ミキワの墓じまい」では、墓石の解体回収はもちろん、改葬のための行政手続きや新たな供養先の紹介まで、すべてワンストップで依頼することができます。
料金は全国一律、お墓1㎡あたり165,000円。料金体系も明確なので安心です。
インターネットや電話で資料請求や見積り依頼ができるので、墓じまいを検討される方は一度問い合わせてみてはいかがでしょうか。
公式ページで墓じまいについて相談
希望に合う永代供養墓を探すには?
インターネットを使って希望にあった永代供養墓を簡単に検索できる方法があります。いいお墓は全国7000以上のお墓を紹介しているポータルサイト。
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詳しい使い方は以下の記事をどうぞ。
全国の永代供養墓を探せるHP「いいお墓」のメリットや使い方をわかりやすく解説できれば自分が元気で両親が健在のうちに対処しておきたい
先祖のお墓を未来永劫継承し続けることができればそれはそれで幸せなことかもしれません。
しかし様々な事情で墓じまいをし、永代供養墓などに改葬するのは今では珍しいことではなく今後もこうしたケースは増えていくと予想されます。
可能であればご両親が健在のうちにお墓の将来について話し合うのが望ましいと思います。
自分一人になってから全て一人で決めるのは大変な手間と責任がかかります。将来的に起こるであろう問題については早めに対処しておくことが大切です。
この記事がお役に立てれば幸いです。
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つどいの地仙塩丘の上霊園
継承が必要なく、お墓の管理もすべて任せることができるので、お墓の後継者がいない方でも安心です。
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