見学時に役立つチェックリストを無料配布中!

実家が遠くてお墓の管理ができない場合は「永代供養」が最適です。

実家へのお墓参りできていますか?遠く離れていると、実家に帰省できるのは年に1回・・・といった方も多いのではないでしょうか。わたしも地元を離れて10数年。子どもが生まれたのでなるべく帰って両親に孫の顔を見せたいなと思って極力帰省するようになりましたが、それでも頻繁には帰れません。

もし両親が亡くなり、実家のお墓の管理をする人がいなくなったら。

そのような悩みを抱える人は少なくありません。

この記事では

  • 実家のお墓を管理する人がいなくなってしまった
  • 先祖の墓参りの為だけに帰省しなければいけない

そんな方のための解決方法を紹介します。
結論として「自分たちが住んでいる近くにお墓を引越しする」という選択肢を提案します。

お墓参りのためだけに誰もいない地元に帰る必要はない?!

わたしたちがよく知っている、「○○家之墓」と書かれたいわゆる「家族墓」の歴史は以外に浅く、明治時代以降の「家制度」が普及していった頃とされています。家ごとに苗字を名乗り、その家のお墓を建てるという風習です。

そして家のお墓はその家の長男に世襲され、お墓に「所有権」と「家」という概念が組み込まれていきました。
その名残から今でも代々その家の長男が墓守としてお墓を維持管理して行くというのが一般的。

しかし近年ではその習慣も継続が難しくなってきています。
その理由を解説していきます。

少子化の影響で墓守の数が減少している

大きな要因として少子化の影響が挙げられます。子どもが多かった時代であれば、きょうだいで協力しながらお墓を代々守っていくことができましたが、この先も少子高齢化が進んでいくため、墓守となる子供の絶対数が減り続けます。今は存続可能でも、自分の子や孫の代であればどうでしょう?従来の先祖代々のお墓を守り続けるというのがさらに難しくなっていくでしょう。

子供をもうけず、生涯独身を貫く人も増えています。

[独身者のお墓事情]自分の死後お墓をどうするか決まっていますか?

地方の急速な過疎化

地方から都市部へ移住する人も増加しています。地方では極度に過疎化した「限界集落」が生まれ、町や村には高齢者しか残っていない地域も数多くあります。そこで暮らす方たちが亡くなればその土地のお墓に入る場合が多いと考えられますが、そうしたお墓を一体誰が守り続けていくのでしょうか。

交通が不便で行くのにも時間のかかるお墓にはいつしかお参りに来る人も少なくなり、管理する人がいなくなれば無縁墓となって荒れてしまいます。そうならない為に大変な労力をかけて遠方からお墓を維持管理していく。これは非常に大変なことです。

ライフスタイルの変化

お墓の維持管理が難しくなってきた社会情勢から「自分の子には負担をかけたくない」「古い慣習を守り続ける必要はない」といったようにお墓に対する考え方も徐々に変化してきています。「家のお墓」から「個人のお墓」へ。様々なニーズに対応するお墓が登場して、自分らしいお墓を選択できる時代へと変化してきているのです。

墓じまいをして永代供養墓に引越し

このような事情を踏まえて実家のお墓を自分たちの住んでいる近くに引越しをする。という選択をする方も少なくありません。

お墓の引越しを【墓じまい(改葬)】とよびます。改葬には行政への手続きやお寺の檀家を抜ける離檀などさまざまなステップを踏む必要があります。このサイトでは、改葬の手続きも今後詳しくまとめていきます。

永代供養墓は時代のニーズに合った最適なお墓の形です

永代供養墓はお墓の跡取や維持管理など現代のお墓が抱える問題を解決してくれる選択肢の一つになりつつあります。もちろん先祖代々のお墓がこの先もずっと受け継がれていくことが望ましいですが、様々な事情から難しいケースも多いかと思います。

誰も管理してくれない遠くのお墓に年数回お参りに行くよりも、自分が住んでいる近くにお墓を引越して供養してあげるほうが故人も喜ばれるのではないでしょうか。個人的にはそう感じます。

実際に自分の義母も永代供養墓を生前に契約しました。そのお話も紹介します。
もちろん自分一人だけでは決められないことですが、選択肢の一つとして永代供養墓を検討してみてはいかがでしょうか。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です