お墓を購入する際にはどんなことを気をつければ良いでしょうか。
ほとんどの方は購入前に見学に行くと思います。実際に見学に行くとお墓の雰囲気は分かるものの、細かい部分のチェックを忘れたり、担当者のトークに圧倒されて重要なことを聞き忘れたということも起こりがちです。
そこで見学時に役立つチェックリストを作成しました。
以下からダウンロードできますので、プリントアウトして是非ご活用ください。
※PDFファイル(別ウインドウが開きます)
わたしも母の永代供養墓を決める際に見学に行き、担当者に色々な質問をしました。
【体験談・口コミ】母が永代供養墓を生前予約。契約にいたるまでの経緯や感じたこと家族の遺骨の管理を任せる相手ですから、妥協せず信頼できる霊園にお願いするべきです。そんな時に事前にチェックするポイントや疑問点などが明確にしておくとスムーズかと思います。
目次
step1.見学予約を
既に希望の霊園がピックアップできている場合は電話で見学予約を入れましょう。霊園にですから基本的に365日開いていますが、他の予約が入っていると担当者に話を聞けないので、いきなり行かずに前もって予約を入れます。
ポータルサイトから探す
お墓さがしから始める場合はインターネットのポータルサイトサイトから探すのが便利です。
お墓さがしでは全国のお墓から細かい条件を絞り込んで検索することができます。
現在登録されている霊園は全国7000件以上。サイトでは都道府県別はもちろん、希望価格やバリアフリー対応、ペット可といった細かな条件を指定して検索することができるので希望のお墓が見つかると思います。
お墓さがしの使い方はこちらの記事をどうぞ
【お墓さがし】永代供養は必ず資料請求をしましょう。その理由と方法を紹介Step2.譲れないポイントと妥協点を明確にする
お墓も不動産物件と同じように「駅から近くて、値段が安くて、最新の設備が整っていて・・・」と好条件ばかりを求めると値段が高くなったり、希望の霊園が見つからなかったりといったことが起こり得ます。
絶対に譲れないポイントと、妥協しても良いポイントはある程度明確にしておく必要があります。
チェックリスト項目の解説
ではチェックリストの各項目についての解説していきます。
アクセスは便利でお墓参りしやすいか
まずはお墓までの交通手段の確認です。自家用車なのか電車やバスを使うのかによっても霊園の選択肢が変わってきます。大型の公園墓地の場合山の中腹などに作られることも多く、バスなどの交通機関だと本数が少なかったり、不便な場合も。最寄り駅からシャトルバスを運行している霊園もあります。
現実的にお墓参りに行ける場所であることが重要なポイントです。
希望の墓地の種類やお墓のタイプは?
お墓の種類といっても一般的な家墓から永代供養墓、樹木層など様々。そして墓地は【公営墓地】【民間墓地】【寺院墓地】の3つの大別されます。
それぞれの特徴はこちらの記事をご参考にどうぞ。
【お墓の種類】永代供養、樹木葬、納骨堂・・・様々なお墓について解説ポイントは墓地の運営主体がどこかという点です。
民間企業であれば運営会社自体の経営状況、寺院であれば基本的に檀家になることが条件になるなど気をつける点がありますので、霊園の担当者に納得が行くまで質問すると良いと思います。
わたしは「この運営会社がつぶれたらこのお墓はどうなりますか?」と言った若干失礼な質問もしました(笑)しかし担当者さんは嫌な顔せずに真摯に答えてくださったので、安心感に繋がったことも事実。不安な点は事前にクリアにしておきましょう。
設備・管理は整っているか
車で行く場合は駐車所の有無。身内に高齢の方がいるならバリアフリー対応できているか。法要のための施設や整っているかなど、設備の充実度をチェックしていきます。同時にトイレや施設の清掃は行き届いているか、芝生などの管理は適切かなども併せてチェックが必要なポイント。
せっかくキレイなお墓を建てても他の部分の管理ができていなければ意味がありません。やはりしっかりと清掃、管理が行き届いたお墓であるに越したことはありません。
霊園全体の環境はどうか
近年では山の中腹に造成された大規模な霊園が増えています。公園のように美しく整備されているので非常に人気が高いです。しかし山を切り開いて作ってあるので、地盤の強さや墓地スペースの水はけなども考慮したいポイントです。
こうした部分は自分調べるのは難しいので、担当者に直接尋ねるのが良いでしょう。
お墓本体の価格、それ以外にかかる総額はいくらか?
霊園やお墓の種類によって価格の幅はありますが、買ったあとにかかるランニングコストについても確認しておきます。寺院墓地や納骨壇の場合は年間で檀家料がかかりますし、年間の管理費がかかる霊園も。永代供養墓であれば原則管理料などはかかりませんが、見学の際担当者にしっかりと確認しておくことが重要になります。
霊園の担当者に聞くのが一番確実です
この記事ではごく一般的なお墓選びのポイントを紹介してきました。しかし地域によってお墓に対する考え方やルールも変わります。この記事では全てを網羅するのは難しいため、実際に霊園担当者に直接質問するのが一番確実。
お墓は決して安くない買物です。霊園ともこの先ずっと付き合い続ける必要があるため、じっくり検討して信頼できるお墓を見つけることが最も重要です。
その際に是非このチェックリストをダウンロードしてご活用ください!
※PDFファイル(別ウインドウが開きます)
霊園見学チェックリストをダウンロード
いくつかのお墓を見比べて検討するのがおすすめ
冒頭でも紹介した「お墓さがし」で気になるお墓を探してみてはいかがでしょうか。もちろん無料で利用できるので、資料請求だけでもサイトを利用する価値は高いと思います!
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